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【必須知識】マネーリテラシーの大切さ

今日はお金に関する知識を学ぶ事の大切さ、すなわち『マネーリテラシーを高める』ことについて書きたいと思います。

もうこれは義務教育にした方がいいんじゃないかってくらい、ホントに大事な知識だと思うんですよね。

この記事を読んで、少しでも『勉強しようかな』と思ってもらえたら嬉しいです。

 

我々は『稼ぎ方』を知らない

いきなりこんな事を言われると『そんなの、仕事すればいいに決まってるでしょ』と思われる方が多いのでは無いでしょうか?

こう思ってしまうのも仕方がないと思います。

その他の稼ぎ方について、勉強した事もなければ、触れることも殆ど無いですもん…。

税金の世界では『収入』の事を『所得』と言うのですが、これは10種類に分かれているんです。

つまり『収入の種類が10種類ある』、さらに、少し誤解を恐れず言えば『稼ぎ方は10種類ある』と言う事です。

皆さん『稼ぎ方を10個』言えますか??

もちろん『仕事』も『給与所得』としてカウントされていますが、それ以外どうですかね? もし知らなければ『その稼ぎ方で稼いで行こう』なんて発想出てきませんよね…。

だって(くどいようですが)、知らないわけですから苦笑

マネーリテラシーを高めることで、どんなお金の稼ぎ方があるかも分かるようになります

そしたら、もしかしたら『働く』以外であなたにぴったりの『お金の稼ぎ方』を見つけられるかもしれませんよ。

ちなみに私は『働かないでお金を稼ぎたい』と思っていますよ。
(詳しくは『私のFIREの最終目標』でどうぞ)

 

税金について全く分からない

納税は国民の義務…なんていいながら、税金について義務教育で習ってきましたか?苦笑

そして、社会に出てからも、経営者などでない限りは『源泉徴収』という、『皆さんの代わりに会社が税金計算しておきますよー。皆さんは税金の事なんて考えないで大丈夫ですよ。』と、あたかも『私は皆さんの味方だよ』的な立ち位置をしておきながら、その実は『税金に触れさせると税金高いとかって怒り出すから、あまり税金に触れさせない様にしよう』という制度によって、『税金に触れる、知る』機会すら奪っています。

国は国民を税金から遠ざけて、なるべく『税金高い』とか『オトクな節税制度』とかを使わないようにさせているとしか思えないんですよね苦笑

逆に言えば、知っていれば税金がオトクになる事って沢山あるんです。

例えば、ふるさと納税やNISA、iDeCo。
これくらいは知ってる方もいるかも知れません。

しかし、そのiDeCoでさえ、利用率は3%です。

名前は知っているかもしれませんが『何となく聞いたことある…』くらいで、実際やってない人が多い気がします。

他にも医療費が高額になった時や、盗難にあった時、寄付をした時、持ち家をリフォームした時、資格取得の予備校に通い始めた時、本を沢山買った時などなど、税金が安くなるケースは沢山あります。

他にも副業で損が出た場合や、配当金もらった場合の申告方法によっても税金が安くなるケースがあります。

繰り返しになるんですが、知っていれば税金がオトクになる事って沢山あるんです。

こんなお得な情報をあえてわかりにくくして使わせないようにしようとしているの(←個人的見解です)は何か悔しくありませんか?苦笑

なので、マネーリテラシーを高め、税金の事も知って、節税をできる限り使い倒し、『無駄な税金何て払うもんか』というスタンスになるといいかと思います。
(かと言って脱税は絶対NGですよ。いい事ないので。)

 

お金の使い方を分からない(いくら貯めておけばいいか分からない)

皆さん、一般的に『現預金』はいくら有ればいいと言われているか分かりますか?

『老後2000万円』くらいは聞いたことあるかもしれませんが…『今』はどうですか?

『5年後』『10年後』はどうですか?

一応、お金には『その時その時(=ライフステージといいます)の適正な必要額』とされるものがあり、きっとFPに聞けば教えてくれます(まぁ私も一応FPなんですが笑)。

けれど、そういったものを知らなければ、楽観的な人は『宵越しの金は持たねぇぜ』『将来稼げばいいや』とついつい浪費してしまったり、悲観的な人は『怖いから貯金しとこ…』(個人的には非常にもったいない事に)となってしまっても仕方が無いと思います。

ただ、こちらに関しては『一般的なケース』としての正解は一応あるものの、『お金に対する価値観』が加わってくるので、唯一解は無いと思います(次に書きます)。

とは言うものの『マネーリテラシーを高めて、色々運用方法を知っての上でその選択をしているのか?』と言うところはあります。

つまり、マネーリテラシーを高めれば、後々になって『こんな運用方法あるなら、こんなに預金で貯めておかずに運用していればよかった』とか『こんな運用方法あるなら、こんなに浪費しなかったのに』となる事は避けられると思います。
(まさに後者が私です…。)


出典:SLAM DUNK 新装再編版 13巻 井上雄彦/集英社

 

そう言う事を知った上で、仮にお金の使い方(もしくは貯金額)が知る前と同じで変わらなかったとしても、それはもうその人の好みなので、全く問題ないですけどね。

 

誰も教えてくれない(教えられない)

顔の好み、ファッションの好み、味の好み…などなど、好みが人によって全く違うように、『お金に対する価値観』つまり『どんなお金の使い方(貯め方)に幸福を感じるか』も人それぞれです。

そのため、『どれだけお金を貯めて置くべきか』『どんな運用をすべきか』も人によって全く異なります

好みと一緒で、誰かと全く同じである事はありえないんです。

先程も述べたように、立場や状況(年齢や収入、家族構成など)だけを考慮すればよいのであれば、ある程度『これ位貯めておいた方がよい』とか『こんな運用方法がよい』というのは示せるんですが、実際はそこに『価値観』が加わるので、もう一律に示すのは困難です。

『自分の場合はこういう状況だから、●●万円くらい現預金でもっておいて、残りは●●%程度のリターンを得るべく、リスクをとって運用しよう。その為に最適な投資方法(投資商品)は…』という様に、自分で決めなければいけないんです。

『私は誰を好きになればいいですか?』なんて質問しませんよね?苦笑

けど、それがお金の話になった途端『どうやって運用すればいいですか?』といった質問が出始めます。

そうやって、自分自身でお金の使い方(貯め方)を決めていく必要がある以上、金融リテラシーはやはり高めておく必要があります。

知らなければ決められないですからね…。

 

お金に興味を持たないから、お得な情報の感度が弱い

上手く出来ているもので、日本では『普通に』働いていれば『そこそこ』暮らしていけてしまうので、『毎月の1,000円』が持つインパクトってそう大きい訳ではない(その1,000円で生活が大きく変わる人はなかなかいない)かと思います。

そうなると『このサブスクは月500円だからまぁいいか』とか『月980円だからこのスマホオプションつけとくか』みたいに、『本当は必要のない比較的少額の支出』をしていても、案外それが無駄な事に気づかず、知らず知らずのうちに積み重なってしまい、気づいた時には『何かよく分からないけど生活が苦しい』ってなってるんですよね。

そして、お金に興味がないから、見直す方法も分からない…という負のループ。

これに対して、マネーリテラシーを上げて給与以外の稼ぎ方を知ったり(高所得者の方になるほど顕著かもしれません)、資産運用で1,000円稼ぐ事の大変さを知れば、お金の大切さを再認識でき、いかに『毎月の1,000円の支出が大きいものか』が見えてくると思います。

そうすると、自然と『不要な支出』に対する見方、感度が厳しく、高くなり、お得な情報の感度も高くなると思います。

 

最後に…じゃあどうすればいいの?

散々『マネーリテラシー高めましょ』と言ってきましたが、『じゃあ何したらいいの?』という話だと思いますので、3つの具体的な方法をお伝えします。

 

①FP(ファイナンシャルプランナー)の取得

3級でいいので、FPを受けるのが良いかと思います。

出題範囲が投資(資産運用)や税金、社会保険…など、基本的なお金に関する事を網羅しています。
2級は基本的には3級を深掘りしているだけなので、興味があれば…でいいと思います。

 

②この動画を片っ端から見る

『お金に関する5つの力(稼ぐ力、貯める力、増やす力、守る力、使う力)を高めよう』をコンセプト(←自己解釈です)に、非常にクオリティの高い動画をほぼ毎日投稿されている、非常にいいチャンネルだと思います。

https://www.youtube.com/c/ryogakucho

基本的に1本10〜20分で、聞き流せるタイプの動画なので、毎日の通勤時に聞いています。

 

③このブログを読み込む

…笑

これは半分冗談、半分本気なのですが、私はこの金融リテラシーを高めるための情報をなるべくわかりやすくお伝えしようと思っています。

なので、皆さんに見ていただき、少しでも役に立ったと思って頂けると嬉しいな、と思って記事を書いています。

 

以上、参考になれば嬉しいです。
今日もありがとうございました。