グロース株投資をするにあたって、
・過去どんな銘柄が2倍株になっているんだろう?
・どんな要因(カタリスト)で2倍株になっているんだろう?
といった過去の実績を把握していれば、今後その事象が発生した初動で掴みに行けるのかな、と思ったので色々と調べていた。
2倍株といっても、10年とか20年で2倍になっていたのでは資産効率として宜しくないので、できれば1年未満、長くても1~2年のスパンで調べていた。
今回の記事は、そんな調べた結果を、自分の知識のストックとしても残しておく意味のものになります。
さて本題です。
今回は2020年に2倍株になった富山銀行。
この年の最安値が3/13につけた1,241円
この年の最高値が9/30につけた3,680円
上昇率296%の3倍株…と言いたいところですが、実質的に3月の下げはコロナの入り口だった事の下げだと思うので、そこを除けば平常時は大体2,250円くらいだったのでしょうか。
ただ、それだとしても2,250円→3,680円なので、163%になってる訳ですねぇ。
9月の上昇率がエグいので、この上昇がなぜ起こったかを把握すべく、色々ニュースを探ったものの、特にこれといった要素(材料)がないんですよね。
決算好調のニュースは出ているものの10月末に出たニュースだし、株価が急上昇した9月にいたってはボリンジャーバンドを抜けたというニュースのみ。
好決算情報が漏れた、とか、この1つのニュースだけでこれだけでここまで大きく変化した…とはちょっと考えにくいかな、と。
色々調べていると、ヤフコメでこんな情報が。
タイミング的にもおそらくこれでしょうね。
ちなみに、平常時の出来高は10,000~30,000株程度。
9月の急上昇時は60,000株程度。
そこまで出来高の大きくない銘柄は、少しテレビの情報がでただけでも、これだけ大きく反応する…という事なんでしょうね。