株価分析

2倍株 【8365】富山銀行 2020年 1,241円→3,680円

グロース株投資をするにあたって、

・過去どんな銘柄が2倍株になっているんだろう?
・どんな要因(カタリスト)で2倍株になっているんだろう?

といった過去の実績を把握していれば、今後その事象が発生した初動で掴みに行けるのかな、と思ったので色々と調べていた。

2倍株といっても、10年とか20年で2倍になっていたのでは資産効率として宜しくないので、できれば1年未満、長くても1~2年のスパンで調べていた。

今回の記事は、そんな調べた結果を、自分の知識のストックとしても残しておく意味のものになります。

さて本題です。

今回は2020年に2倍株になった富山銀行。

この年の最安値が3/13につけた1,241円
この年の最高値が9/30につけた3,680円

上昇率296%の3倍株…と言いたいところですが、実質的に3月の下げはコロナの入り口だった事の下げだと思うので、そこを除けば平常時は大体2,250円くらいだったのでしょうか。

ただ、それだとしても2,250円→3,680円なので、163%になってる訳ですねぇ。

9月の上昇率がエグいので、この上昇がなぜ起こったかを把握すべく、色々ニュースを探ったものの、特にこれといった要素(材料)がないんですよね。

決算好調のニュースは出ているものの10月末に出たニュースだし、株価が急上昇した9月にいたってはボリンジャーバンドを抜けたというニュースのみ。

好決算情報が漏れた、とか、この1つのニュースだけでこれだけでここまで大きく変化した…とはちょっと考えにくいかな、と。

色々調べていると、ヤフコメでこんな情報が。

 

タイミング的にもおそらくこれでしょうね。

ちなみに、平常時の出来高は10,000~30,000株程度。
9月の急上昇時は60,000株程度。

そこまで出来高の大きくない銘柄は、少しテレビの情報がでただけでも、これだけ大きく反応する…という事なんでしょうね。