※このblogは、結論が出てから記事作成をしているのではなく、『blogを書く事で頭の整理をしながら結論を出している』ので、いわば『結論を出すまでの思考回路の軌跡』です。雑に言えばメモです。そのため、右往左往している事もあえてそのまま記載しています。
米国高配当株積立当初(2021年4月頃)、特定預かりではなく一般預りで購入してしまっており、途中(2021年8月)から特定預りで購入するようにしました。
すると、SBI証券の保有銘柄一覧において、同じ銘柄でも『特定預り』と『一般預り』とに分けて表示されてしまい(いや、まぁ当たり前なんだけど…)、非常に見にくくなったので、この際、一旦一般預り分を売却し、特定預りで購入しなおす事を決意しました。
(もうこれは、『見た目』の問題ですね。とっ散らかっていて美しくないので、テンションが上がらない…)
ここで、前回の記事(AT&Tの減配)の件もあったし、一度高配当株について、見直ししてみる事にしました。
米国高配当株の投資方針
日本の高配当株も基本的には同じなのですが、私の米国高配当株の投資方針は『減配しない銘柄への投資』であり、その為に『連続増配をしている高配当株』銘柄への積立投資(毎月購入)しています。
その理由は『英語が読めないから』です苦笑。
英語が読めないので、得られる情報が限定的となってしまいます。
なので『何十年も配当が続いているなら、今後もそう簡単に減配しないだろう…』という事です。
連続増配ETFを参考に銘柄スクリーニング
日本株だと四季報の特集とかで連続増配の記事があったのでそちらを元にスクリーニングできたけど、米国株ではそういうものがない…。
個人blogで連続増配銘柄をピックアップしているものがちらほらあるんだけど、何かサイトによって微妙に違っていたりして、信憑性が…(すみません)、という事で、連続増配の銘柄で構成されているETFがあるので、その構成銘柄の中から選べばいいかな、と。
連続増配銘柄で構成されているETFは主に下記2つ。
SDY
20年以上増配を続けている高配当株で構成 /112銘柄 / 利回り2.7%
⇒AT&Tは除外予定
VIG
10年以上増配を続けている配当株で構成 / 247銘柄 / 利回り1.6%
SDY及びVIGの構成銘柄
とりあえず、SDYとVIGに含まれている銘柄をリストアップし、配当利回りの高い順(2021.11月時点)でソートしてみた。その上位10件がこちら。
これを基本的に買っていけば…と思ったところ、連続増配&高配当銘柄として認識していたMOやUVVが入っていない…。
という事で、ちょっとその原因を調査。
20年以上連続増配 ≠ 配当貴族指数
判明しました。
SDYは『S&P高配当貴族指数』をベースに構成されています。(サイト)
この配当貴族指数銘柄は、増配期間を『CY(暦年)』で見ているため、『FY(会計年度)』で見れば連続増配でも配当貴族指数銘柄とならない事があったり、スピンオフ(分割)した際の取り扱いをどうするか?によって、配当貴族指数銘柄から漏れてしまったりすることがあるようです(おそらくVIGも同じ理由なのだと思います)。
その他にも時価総額や1日平均取引額、セクター比率などの要件もあるようで、故に単純に連続増配銘柄であっても、『配当貴族指数の構成銘柄とはならない=SDY(VIG)に含まれない』銘柄があるという事でした。
こちらのblogが分かりやすかったので、リンクしておきます。
という事で、確かにこのETFの構成銘柄に限定すれば『減配しない』という目的は達成できるものの、“実質的”に連続増配で高配当の銘柄をとり逃してしまうリスクもあるなぁ…と何か他に長期間に渡って増配(or非減配)している銘柄リストはないかな…と探していたところ、またまたこちらのblog経由で見つけました笑
『The DRiP Investing Resource Center』でこれらの銘柄の情報が毎月更新されています。
配当チャンピオン:25年以上連続増配銘柄
配当コンデンダー:10年~24年連続増配銘柄
配当チャレンジャー:5年~9年連続増配銘柄
連続増配銘柄一覧
という事で、ソートしてみました。
念のため、連続増配期間10年未満の銘柄は除外しています。
それでも、今まで主力にしていたAT&Tがかすむくらいの利回り…。
今後はこれをベースに個別に少し銘柄検討して積立していきたいな、と思います。