今日は高配当銘柄として『9769 学究社』について分析したいと思います。
企業概要(四季報)
出典:SBI証券
株価推移
出典:yahooファイナンス
業績
基本的にここ10年(2013/03以降)は増収増益。
2019/03に減益。校舎数増加に伴う校舎運営費用(人件費、家賃等)の増加が原因。
2020/03以降また増益基調なので、問題ないか。
事業概要
主力ブランドのenaは『都立学校(小~高)』に強みを持つ学校のようです。
ただ、2017年の情報で少々古いですが、塾業界では27位と少々微妙なランク。
出典:https://jukunavi.com/guide/ranking/
配当関連
現状、非減配企業。
配当性向が70%近辺となってきているのがちょっと気がかり。
株主優待
総括
配当利回りが約5%(予想配当金約75円、株価約1,500円(2021/12時点))で、さらに優待で1,000円のクオカードがもらえるので、実質的には約5.6%の配当となる。
塾業界自体、爆発的な伸びは考えづらいのに加え、業界内ランクも27位であり、また明確な差別化も感じにくいので、強固な強みがあるのかも不明。
その為、業績自体は右肩上がりであり、問題ないものの、今後の持続可能性に関しては不透明感が強く、積極的に手を出したい…というものではないかな、と。
そして、これは本質ではないかもしれないけど、IR情報が親切ではない…。
株主への姿勢も微妙な気がする。