SPYDについて投資をする際に、この方の動画が非常に勉強になったので、紹介もかねて、内容をメモしたものを自分の勉強用に。
ちょっとどの動画も長いんですが、本当によいので、是非ご覧ください。
主張
・積立投資はNG
理由
・コロナで大暴落(▲40%程度)
・景気敏感な株の集まり(好調だから高配当)
・成長源泉を配当に回している(成長余力に乏しい企業群)
・暴落で数年のキャピタル利益が一瞬で吹き飛ぶ
おすすめ
・暴落時一点買い
主張
・配当は本質的には株式売却と同じ
・配当には税金がかかる(再投資したとしても、税金分の複利効果は薄れる)
理由
・配当金をもらってる分、株価は下がる
(配当金権利落ち日前日の株価=配当金額+配当金権利落ち日の株価)
おすすめ
(特になし)
主張
①キャッシュは持っておけ
②市場参加者について正しい理解をする
③コアはETF & レバレッジしない
④暴落時は必ず来る
理由
①暴落時はバーゲンセール その時に能動的に動けるようにするため
②暴落時、機関投資家はポジションを手じまう(指数に勝たないといけないため、逃げ遅れると致命傷)→オーバーシュート(売られすぎ)が起こる→そこを拾えるのは個人投資家
(暴落は、個人投資家と機関投資家のパワーバランスが変わるチャンス)
③将来は誰も読めないので個別だと倒産リスクあり。市場に居続けさえすれば、右肩上がり。
④過去の暴落率から、どのくらい暴落が生じるか計算して、心の準備をしておく
おすすめ
(特になし)
主張
・今は買い時ではない(暴落時に買うべき)
・暴落時のマーケットインは日足が3日連続回復するまでまつ(落ちるナイフを掴まない)
(我々が狙うのは、機関投資家の引き起こすオーバーシュート)。その後はいつ入ってもOK(覚悟ができた段階)
・VYMの過去の実績(リーマン暴落)では4割くらい落ちて行ったので、SPYDもそのくらいだろうと予測していた
・市場価値加重平均(SP500やVYM)…大企業の方が大きなリターンをもたらすという前提
・均等平均(SPYD)…小さな企業の方が大きなリターンをもたらすという前提
・VTI(米国上場株式3,755社)のうち…
→ VOO:大型かつ黒字 511社
→ VYM:大型かつ高配当 417社
・VOO と VYMの違い
→投資先数は190社被っているが、VYMの投資額の94%が左記190社に投資されている
→VYMを買うという事は、VOOの一部銘柄への集中投資
→VYMを買ったときにVOOにリーチできないのは「低配当株」つまり「ハイテクグロース株」(AAPLとかMSFTとかAMZNとかTSLA…などはVYMに入っていない)
・取崩のVOOと配当のVYM
→配当は取崩しと本質的には同じ
→ただし、配当の際は税金がとられるので、配当を再投資する場合はその分損
→精神的にはVYMの方が楽
(VOOは取り崩す必要があるので、タイミングの決断への後悔は避けられない)
・結論
→VYMは自動定期売却機能付きVOO without ハイテクグロース
つまり、『配当に伴う税金分の非効率さ』かつ『ハイテクグロース株の爆発的キャピタルはない』が、感情に向き合いやすい積立投資対象
・銘柄の概要
・VTI(米国上場株式3,755社)のうち…
→ VOO:大型かつ黒字 511社
→ VIG:大型かつ連続増配 248社
・VOO と VIGの違い
→投資先数は135社被っているが、VIGの投資額の95%が左記135社に投資されている
→VIGを買うという事は、VOOの一部銘柄への集中投資(VYMと同じ)
・VYM と VIGの違い
→投資先数は109社被っているが、VIGの投資額の57%、VYMの投資額の47%が左記109社に投資されている
・保有銘柄の違い
→MSFTやV,UNHなどは配当率は高くないが連続増配しているので、VYMにはないが、VIGには入っている
→VIGはVYMに比較してキャピタルが取れる銘柄も含まれている
→VYMは高配当を集めているがゆえに、ある程度景気敏感株(エネルギー、金融など)が多く含まれている。VIGはそれらが除外されている。
・どれに積み立てるか?
・世界の投資家で見ると(金額ベース)VYM…24位 / HDV、SPYD…100位圏外
→日本ではメジャーだけど、世界ではマイナー
・銘柄の概要
・各銘柄のイメージ
→VYM…王道の投資(VOOに近しいコンセプト)
→HDV…マーケットリサーチをしている(支払配当総額加重平均は多少クセ)
→SPYD…とにかく「高配当」でごり押しするタイプ
・HDVやSPYDはVYMの一部銘柄への集中投資
→HDVは配当の持続性でスクリーニング、SPYDは配当率top77社
(ただし、SPYDはリート15社も含む)
→VYMとHDVは投資先数は52社被っているが、HDVの投資額の98%が左記52社に投資されている。HDVを買うという事は、VYMの一部銘柄への集中投資。
→VYMとSPYDは投資先数は62社被っているが、HDVの投資額の79%が左記62社に投資(リートが含まれている分低い)されている。SPYDを買うという事は、リートはあれど、銘柄ベースではVYMの一部銘柄への集中。
→HDVとSPYDに関しては、16社しかかぶっておらず、共通銘柄も低めなのでダブりが低い。
・VYMの理解
→VT(全世界株式8,984社)からREITと無配銘柄を除き(これをEligible Securitiesという)、配当率上位からEligible Securitiesの市場価格の50%までpick up(結果、417社となった)。
・HDVの理解
→VTI(全米株式3,775社)から、REITと無配銘柄と業績よろしくない、倒産確率が低い銘柄を除き(これをEligible Securitiesという)、配当率上位から75社をpick up。
・SPYDの理解
→VOOの中から配当率の高い77社をpick up。