今日は高配当銘柄として『4709 IDホールディングス』について分析したいと思います。
企業概要(四季報)
出典:SBI証券
株価推移
出典:yahooファイナンス
業績
基本的にここ10年(2013/03以降)は増収増益。
2021/03に減益。下記有報の抜粋ですが、前年度の反動減のようですね。
2022/03以降また増益基調なので、問題ないか。
事業概要
サービス別売上高はこんな感じ。
原価明細が分からないので、何とも言い難いけど、売上原価が約200億で、従業員数が2,500名くらいなので、ざっと人件費で1人500万と計算すると125億円なので、典型的なサービス業のPL構造かなと推察できる。
なお、システム運営管理はストックビジネスとの事で、安定した収益が期待できる。
配当関連
現状、非減配企業。
配当性向が70%近辺となってきているのがちょっと気がかり。
ただ、CF的にはのれん償却等もあり、それを加味(のれん償却前EPSで計算)すると、50%程度。
なお、マネージメントインタビューでも下記の様に言っている。
株主優待
なし
総括
ストック型ビジネスが売上の半分近くを占めており、安定的な収益が見込める一方、M&Aにも積極的で、売上上昇の余地はありか。
主要顧客がみずほ銀行である事はちょっと気になるけれど…