①貯める

【ほぼ無リスクで 毎月750P】楽天証券ポイント制度変更で積立戦略を見直してみた

2021年末に『クレジットカード投信積立』に関して下記の発表がありました。

・楽天証券のクレジットカード投信積立の制度変更
・マネックス証券でもクレジットカード投信積立の開始

この2つの発表によって、私は今までのクレジットカード投信積立の戦略を見直す事にしました。

いきなり結論を記載しますと下記の通りです。

今まで

・楽天証券にて投信積立による資産形成 & 500ポイントゲット

今後

・マネックス証券にて投信積立による資産形成 & 月550ポイントゲット
・楽天証券は積立 & 即売却 により毎月750ポイントをゲット※
※元手不要 & ほぼノーリスク

この記事では、上記見直すに至った過程について紹介しようと思います。
つまり『どういう風に楽天の制度が変わったから、具体的にどうすればいいのか?』という私なりの回答を記載します。

 

『難しい事はいいから、750ポイントゲットさえできればいいよ』って方は、
最後の3章だけ読めばできるようになっていますので、そちらだけご覧ください。

1.今までの私のクレジットカード投信積立の戦略

今まで私は下記の様にクレジットカード投信積立を行っていました。

【楽天証券】
資産形成目的の投資信託を毎月50,000円分積立 → 楽天ポイント500Pゲット

【SBI証券】
資産形成目的の投資信託を毎月50,000円分積立 → Vポイント500Pゲット

毎月10万円の資産形成をしつつ、1,000ポイントゲット

ところが、冒頭に記載した通り、2021年末に

楽天証券のクレジットカード投信積立の制度変更
マネックス証券でもクレジットカード投信積立の開始

というアナウンスがありました。

まず、このアナウンスを見たときに

・予算的に10万円から20万円※への投信積立増加はキツイ
・楽天証券で現在の投信積立を継続する場合、得られるポイントが250ポイントに減少してしまう(詳細は後述します)
※ 5万円 x 4積立(楽天2つ、SBI、マネックス)

…と考え、最初は

『楽天証券での投信積立はやめて、マネックスに完全乗り換え』

を考えていました。

しかし、次のセクションで解説しますが、

楽天証券で『積立 & 即売却』をする事で、ほぼノーリスク & 追加元本不要毎月750ポイントゲット
(さらに、しばらくはキャンペーンで月1,000ポイント)

できるなぁ…ということで、冒頭の結論に至りました。

次で、その要となる、楽天証券のクレジットカード投信積立の制度変更について説明します。

2.楽天証券のクレジットカード投信積立の変更内容

上記は楽天HPからの抜粋なのですが、従来はクレジットカードで投資信託(銘柄の限定なし)の積立を行えば、積立額の1%のポイントがもらえました。
※ただし、クレジットカードによる投資信託の購入は50,000円が上限。
 つまり、もらえるポイントも500Pが上限

しかし今後、ポイント制度が、上記の図で赤く囲っているとおり

①クレジットカードによる積立(変更)
②楽天キャッシュによる積立(New)

2本立てになり、さらに、その内容も複雑になっていますので、1つずつ紹介しますね。

①クレジットカードによる積立

今後も従来同様、クレジットカードで投資信託(銘柄の限定なし)を積立れば、ポイントはもらえます。

ただし、今回の変更で『何を積立てても1%』ではなくなりました
つまり、積み立てる銘柄によって、得られるポイントに差がつくことになったのです。

『何を積み立てるか?』で得られるポイントが変わる!

・手数料が高い投資信託…従来通り1%
手数料が安い投資信託…0.2%に減額 ←★変更点
※手数料については下記で記載

なお、『手数料の高い / 安い』の目安ですが、誤解を恐れず言いますと

教科書的には長期積立に向いているとされている、全世界株式や全米株式、S&P500などのインデックスファンドはほぼ例外なく0.2%に減額されます

ウラを返すと…

1%のポイントがもらえるのは『手数料の高い、長期積立には(相対的に)不向きなアクティブファンド』に限られる

という事になります。

私の積立設定していた銘柄も例外なく0.2%対象でした…。

※手数料について
ファンドの代行手数料が年率0.4%(税込)以上であれば、従来通り1%つくんですが、ファンドの代行手数料が年率0.4%(税込)未満だと、0.2%減額となります。
代行手数料は投資信託の銘柄のトップページに下記の様に記載されています。

 

②楽天キャッシュによる積立(New)

今度、上記楽天カードによる積立に加え、楽天キャッシュによる積立が可能となるようです。
この『楽天キャッシュ』は新たに登場する楽天のサービスです。以下、HP抜粋です。

結論ありきで言いますが、ポイントをゲットしたい場合は、具体的には下記のような感じです。


なお、この楽天カードから楽天キャッシュへのチャージは『オートチャージ』に対応しているようなので、一度設定すれば積立自体はほったらかしでOKとなりそうです。

ちょっとややこしいのですが、こちら楽天キャッシュで積立てた事に対してポイントが付与される訳ではありません

あくまでも『楽天カードで楽天キャッシュにチャージした分に0.5%ポイントが付く』事になります。

→ 積立てた事に対してポイントが付与される訳ではないので、クレジットカードによる積立と異なり、楽天キャッシュで積み立てる銘柄は何でもOK(ポイントに影響しない)です。

ちょっと混乱するかもしれませんが、“期間限定で”楽天キャッシュで積立てた分にも0.5%ポイントが付与されます。

→具体的には2022年8月~2022年12月の5か月間の買付分が対象です。

 

3.私の具体的な設定方法(銘柄情報あり)

以上の変更を踏まえ、最後に、私が実際に行った設定についてご紹介します。

冒頭にも書きましたが、楽天証券で資産形成目的の投資信託を毎月50,000円分積立する場合、今までは積立額の1%分、500ポイントゲットできていましたが、今後も同様の積立を続ける場合は250ポイント※になってしまいます。
※ポイント付与率がクレジットカード積立だと0.2%、楽天キャッシュでの積立だと0.5%のため、楽天キャッシュによる積立の方が有利です。

資金が無尽蔵であれば、20万円※の投資信託積立を行い、ポイントの効率性関係なくもらえるポイントは全てかっさらえばいいのでしょうが、そうもいかないのが悲しいところ…。
私としては、毎月投信積立に投下できるのは10万円が精いっぱい…
※各5万円 x 4積立(楽天クレカ、楽天キャッシュ、SBI、マネックス)

という事で、下記のようにしました。

①資産形成目的の積立はマネックス証券にて行う

まず、従来楽天証券で積み立てていた銘柄は、今後はマネックス証券にて積み立てる事にしました。

マネックス証券では、マネックスカードで投資信託の積立を行うとなんと1.1%のポイントが付与されます。

もちろん?銘柄の指定もありません。

なお、付与されるポイントは『マネックスポイント』で、これは1P=1円相当でAmazonギフト券などでも交換可能です。

②楽天証券では『 積立 & 即売却 』により毎月750ポイントをゲット

そして楽天証券は積立たものを即売却する事で毎月750ポイントゲットする為だけに使う事にします。

具体的には下記の通りです。
ちょっと手間なのですが、積立資金確保のために毎月の売却の手続きが必要になってきます
(…といっても5分もかかりませんが)

初回設定(1回してしまえばOK)

・クレジットカード積立:ダイワ日本国債ファンド(年1回決算型)を5万円分積立
・楽天カードから楽天キャッシュへのオートチャージ設定※

・楽天キャッシュ積立:ダイワ日本国債ファンド(年1回決算型)を5万円分積立※

※現時点では未だ設定不可です。
→ 設定可能:6月下旬~(7/12締切予定)

銘柄選びの根拠について

私は楽天証券での積立において、クレジット、楽天キャッシュ両方とも『ダイワ日本国債ファンド(年1回決算型)』を選択しました。

この理由ですが、楽天証券で投資信託を積立てる目的があくまでも『ポイントを得ること』であって投資信託の売買を通じて値上がり益を得ることではない事から

投資信託はなるべく値動きがないもの

が適していると考えています。

そして、値動きに関しては為替リスクも倒産リスクも(殆ど)ない『日本国債』が最も小さいと一般的には考えられています。

その為、日本国債に連動する投資信託のうち、楽天カード積立において1%の還元が受けられる代行手数料が4%(税込)を超えるような銘柄…という事でスクリーニングを行い、こちらの銘柄を選択しました。

毎月すべきこと

・毎月月初に上記10万円分の投資信託を売却
 →月末27日頃のカード決済額に充当

繰り返しになりますが、もし資金が無尽蔵にあれば、特に売却せずに保有していてもよいのでしょうが、なかなかそういう訳にもいきません…。

ここで、楽天証券のクレジットカード積立のスケジュールは

毎月1日に投資信託の買付
 →その月の27日に引き落とし(クレジットカード利用料として)

となっています。
つまり、『先に投資信託を入手し、その代金は後で支払うスケジュール』であるため、

毎月1日に10万円分投資信託の買付(クレジット、楽天キャッシュ)
 ↓
買付けた投資信託の売却によって約10万円の資金を確保
(値動きが小さいためほぼ等価で売却可能なはず)

この10万円を27日に引き落とされる代金に充当
→追加資金は不要

と、毎月売却の手間をかける事で、元手を不要で750ポイントゲットできる事となります。

なお、楽天キャッシュで購入する投資信託は何でもOKなので、本来は少しでも手数料が低いファンドがいいのでしょうが、楽天キャッシュでの購入分と、クレジットカードでの購入分を分けると

・毎月2本売却するので手間(ほんの数分の手間でしょうが、心理的に面倒…)
・分けたところで、即売却するので、コスト的に数円変わるかどうか

という事になるので、私は楽天キャッシュの方もこの投資信託を設定するつもりです。

 

以上をやる事で、楽天証券では下記のようにポイントが得られるかと思います。
2022年8月から楽天キャッシュによる積立がスタートしますが、2022年8月~12月はキャンペーン期間です(→最大1,000ポイントもらえます)ので、通常運転は2023年1月積立分からになるかと思います。

 

まとめ

以上の設定により、毎月5分程の売却の手間さえかければ私は…

・毎月10万円の資産形成目的の投信積立(→SBI、マネックス)
・合計1,800ポイントゲット(→SBI 500P、マネックス550P、楽天750P)

ができている状態です。

こう考えると、私の月々の携帯料金が1,400円いかないくらいなので、携帯料金が毎月無料でおつりがきている状態ですね笑

もし興味があるようでしたらお試し頂けると嬉しいです。